深井戸だった

井戸を調べてもらった水戸の井戸業者さん【井戸ライフ】さんは、長く、掘削会社にお勤めで、日本各地の地形と水に、実務として触れ合ってきた方でした。

その井戸業者さんからの提案で、建築が先であっても、第一次工事として、塩ビ管の置き換えをして、そして、揚水力の簡易確認してはどうかというご提案がありました。で、施工していただきましたところ、井戸の深さは24m、水位は8mの深井戸であること、また、手押しポンプで揚水してみたところ、割と綺麗な水があがったとのことでした。日常生活用水としては十分機能するのではないかとの見立てをいただきました。こうなると、水道を引くという一大事業を行わないでもよいかもしれません。というのも、先にも書きましたが、本管まで200m近くあるので200万近くかかりそうだからです。今後、引くのか引かないのかの選択肢ができました。

▲左)新しい塩ビ管、中)重いコンクリート蓋 右)古い塩ビ管(ジェット式)

近所の人の話では、ここ、石田という土地は、地下に岩盤があり、浅井戸はあっても、深井戸は難しいとされている土地だそうです。深井戸とは硬い岩盤の下の地下水を利用するものです。 そのため周囲の影響を受けにくく安定した水量と水質が得られ水温は15℃~17℃位だそうです。これは大きなお宝だったかもしれません。地主さんが、強く価値を語っておられたのに全く耳を傾けなかった自分が少し申し訳なく思えてきます。

▲土地の北側は森、そして、山

さておき、こうなってくると、土地の北側の地形が気になってきました。北には団子石峠に通じる林道があり、入り口は鎖がかかっているのですが、地元の人たちは車で通っていきます。どんな山なんだろう・・・。で、行ってみることに! ほとんど往来はなく、ところどころ、草がはみ出していたり、小枝が落ちていましたが、乗用車で全く問題なく通れるようになっていました。林道の森は適度に間伐されており、道路際も整備されています。とてもよく行き届いているなという印象です。

▲大量の湧き水

そして・・・ときどき、湧き水が。そうか、これが深井戸に水を貯めてくれているのかな・・・そして、先に行くと、完全に川状になっているところもありました。水を取りやすいように竹が渡してあったので、恒常的に水が流れていると思われます。触ってみると、それほど冷たくはありません。低山ですもんね。八郷の家の登記簿上の地番は『瀧前』といいます。昔は地区に瀧があったと聞きました。そんな地区であっても、岩盤の隙間を見つけて深井戸を掘れるかどうか、当たり外れがあったのだと思います。

▲瓦会ライスセンター

そして、裏山を一周して麓に降りた地点には、部落のライスセンターがありました。ちょうど稲刈りの季節、大型機械がフル稼働していました。そして直売をしていたので、購入。『コシヒカリ』が中心ですが『ふくまる』という品種も育てているようで、『食べてみて』とこちらをいただくことができました。粒が大きく、とても香りのよい米でした。釜で炊いてみたいという衝動もメラメラと。近くのJAには周辺の米が集積されていますが、そこに行ってしまうと、どこの部落のものかはわからなくなります。地元部落の米、深井戸につながっている水系で育った米とわかると愛着はより一層深まりました。

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