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設計案は進んでいます

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3度目の学科試験が終わりました。この試験は、学科と製図の2段構えになっています。で、学科に通過すると、製図試験に進めます。この学科に通過したということです。さっそく、特訓が始まりました。今年の課題は『事務所ビル』。1階にはコンビニとかを複合させたり、外構計画に街とのつながりを意識したり、事務所のレイアウトはテレワークの進んだ新しい事務所のスタイルを盛り込むのかなと思われます。実際の計画を考えると、テレワークになって、空調負荷をはじめ様々な負荷は減ると思うので、それをどんな風に織り込むのかなぁ?  こんな風に書くと割とわかってる的な印象だと思いますが、実際の試験ではそういうところより、まずは、法的適合が重要。今、一番苦手意識があるのは階段です。そうなんです、階段は細かい規定があるので、侮れません。バリアフリー法に適合させたものにしなくちゃならない。あとは防災時の避難経路を一定距離に納めないといけないとかです。 さて、そうこうしているうちに、我が家の計画は進行しています。 どこが変わったか?小屋裏を活用する計画を考えていただきました。このため、屋根に窓が見えています。窓のサイズからして、たぶん、居室としても利用可能になるのではないかと思います。以前に落日荘の2階の天井高の低い居室に泊めていただいたことがあります。それが、すんごく落ち着いて眠れたんです。不思議といつも高めの血圧がすーっと下がっていました。どういうこと??? 敢えていえば、カンガルーのおかあさんのポケット効果かなぁ。つまり、守られて安心な気分になりました。そして、そういう心地になりつつも、窓から外の様子は覗けるんです。カンガルーのこどもが、おかあさんのポケットからヒョコっと顔を出してキョロキョロする感じです。あんな感じのお部屋になったらいいなぁ。この部屋は朝、広がる大地が見えるはず。どんなに疲れていても、その朝の景色がとてつもなく、励ましてくれると思う。 断面を見ると、太陽集熱のパネルが水平になっているようです。これは、どんな設計意図なのか、私にはまだよくわかりません。どんな風に見えてくるのかもわかりませんが。いずれにしても、太陽熱集熱の効率を最大限にするのであれば、水平。ここで、冬は集熱すれば十分な熱が取り込めると思うし、夏は屋根への直接光をさえぎってくれるだろうし、発電もばっちりとなりそうです。 そうい...

3度目の試験まで、あと35日

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令和元年に二級建築士を取って終わりにするつもりだったが、一級の試験範囲は二級の1.5倍と聞いて、なんかできるかも?と勢いで思いつき、ついに3年目。確かに試験範囲は1.5倍だが、二級は6割で合格が一級は8割が合格ライン。これが、結構きつい、重いのだ。 勉強のし方も3年間で変えてきた。1年目は二級の延長で、なんの疑問も持たずに学校に毎週通った。今思うと、全範囲をみてまわるだけで、ヘトヘトだった。2年目も自分を律するのが難しいかと思って学校に毎週通った。この2年目で、かなり手ごたえが感じられるようになったが、8割の理解には及ばなかった。まぁまぁ惜しいところまで行ったが、余裕は全くなかった。結果、2点足りず不合格。でも、合格ラインが明確になるまで製図を勉強させてもらった。製図コースのほぼ半分を履修させてもらったが、この授業料は払わなくてよかったので、損した気はしていない。 そして、3年目。コロナもあったし、2月には乳がん手術もあったので、学校は行かずに自習方式にした。とはいえ、なかなか、やる気スイッチが入らなかったのだが、3月に入って、手術後の病理結果も良好と出た。乳がんは5年再発が低いこともわかり、あと5年は健康が保証されたような気になって、この5年で何をやりたいのか、自分の中の優先順位を整理する機会となった。そのときに、一番に頭に浮かんだのは一級建築士の取得だった。このまま取れなくても全く困らないのだけど、挫折感のようなものが自分の中に残るような気がしていた。 というわけで、3年目。相変わらず、やってもやっても覚えられないのですが、よく考えると、試験勉強の範囲には安全な建築物を作るには重要なことがちりばめられている気がする。その基本的な考え方を習得することが試験の目的になっているようにも思えてくる。いつか受かればいいのかなとも思えてくる。 そもそも、建築するということは様々な知識が必要だ。どのような意味があるのか歴史をたどってみたり、こうあるべきという寸法の基準だったり、集団規定としての法律は守らないとだし、しっかりとしたものにするための構造。大きいのつくるのか小さいのつくるのかでも注意すべきことが違うし、RCやSRCと木では全く性質が違う。人工物と天然の違いだ。最後に、施工上の注意点、これは先人からの申し送りみたいなもの。いえば、品質を保つための指差しチェック項目みた...

ピンチは先祖に助けてもらう

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ここまでお金のことを書いてなかった気がしたので、記録に残そうと思います。 今の家は、土地を購入して三井ホームを建てたわけですが、確か利率が4%超という、かなりの高利率のときに3000万近くの住宅ローンを組みました。これは返済額でいうと、相当に不利でした。タイミングが悪かったかもしれませんが、仕方ありませんでした。こどもたちの教育費がかからなかったのが幸いして期限前に完済できました。 さて、今回の八郷の家でも経済的なタイミングは悪くなってきました。というのも、当初、建物については、工事費3000万、設計料(10%)の300万で、合計3300万で考えていた。ところが、コロナ由来のウッドショック、ウクライナ侵攻による資源高騰で、建材は2割から5割価格が上がっているという。ということは、少し少な目に3割増しとしても3300×1.3=4290万、ざっくり+1000万ぐらいかかりそうと概算できる。 大ピンチです!!! いくら駿介先生が工夫の達人とはいえ、やる気がなくなってしまうぐらいの値上げだと思う。 ウッドショック でも、今後のエネルギー高騰を思えば、躯体をしっかりと作っておくべきだと思う。 決して、贅沢な設備は要らない。 家族との暮らしが、心豊かな『壷中日月長』となる家にしたい。 このように、人生で最大の買い物と言われる家の購入に関して、どうも、社会情勢的にタイミングの悪いときにばかりお金を使うことになってしまう我が家ですが、運よく、母が結構なものを残してくれたので、この増分は準備できそうです。そういう意味では人生運はチャラになるようになってるのか。 私の母は、私がこどものころ、とにかく、徹底的に物を買ってくれませんでした。正直恨むほどで、次女である私は99%お古でした。なんで私はいつも中古なんだろうって。今は中古っていったって、メルカリだのヤフオクだの、むしろ中古で賢くお得に手に入れるっていうイメージですが、当時はバリバリの『貧しさ』がつきまとっていました。でも、それが当たり前の時代でもありました。友達がちょっと豪華なレースのついている洋服を着ていると羨ましくて仕方ありませんでした。母本人も5人の末っ子であったし、戦争を体験しているので、疎開先でさつまいものツルを食べる苦労もしていました。晩年も母の好物は蒸かし芋でした。 そんな母が、祖父が残した土地で貸家をして随分と稼い...

JIMAJIMAタウン

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草がぐんぐん伸びる季節です。夫の刈払機スキルもぐんぐん上達しています。 朝9時すぎに到着して作業を始めると、あちこちから同じ音が聞こえてきます。どうやらお隣のみかん畑も草取りしてます。お迎えのYJIMAさんからも聞こえてきました。 私は手刈専門なので、石垣の際を整備。よくみると、石垣にはコケが生えてきてて趣があります。アプローチに流れていた土をのけると、ミミズがたっくさん!こどものころ、ミミズを観察していたことを思い出しましたが、ここのミミズはでかいのが多いなと思います。東京の痩せた土地のミミズとは風貌が違います。 お天気は下り坂。草取りにはベストな曇り空 そうしているうち、YJIMAさんが『元気だった~?』と声をかけてくださいました。で、『近所のこんこんギャラリーで篆刻展が今日までよ!』って。午前中で終わらせて帰るつもりだったけど、寄ってみたいなぁ・・・ そのうち、別の近所の方が、篠竹が欲しくてって、車で来られました。そう、うちの土地には売るほど篠竹が生えてます。お名前を聞くと、『鈴木よ』って、あ~、鈴木さんかぁ~、ここの部落は、ほとんど鈴木さんです。なんでも、老人ホームのお手伝いをされていて、入所者さんが楽しむように野菜畑を作ってあげているそうです。その支柱にされるとか。なるほど、さすが八郷の老人ホームは自然と触れ合えるんだなと感心しました。 一通り綺麗になること、11時半のオルゴール。この村では11時半になるとオルゴール調の音楽が鳴ります。 作業をおしまいにして、『お蕎麦食べて、こんこんギャラリー行ってみない?』というと、『この恰好で?』と。確かにそうだった・・・。けど、ここは八郷。作業着でも許される気がした。 ・・・ということで、まずは蕎麦屋に。前回来たときは、移転直後で天井を貼ってなかったけど、今回行ったら、貼ってありました。でも、全部は貼っていなくて、吹抜けを残してました。真夏や真冬、どんな感じになるのかなぁ。私はいつも野菜天のざるそば。夫は野菜天丼付きの定食。気が付かなかったけど、私のほうが天ぷらが豪華だったのが気に入らなかった様子。それに、蕎麦が切れてたということで、『あそこの蕎麦はブレがある、やっぱりM佐子さんの評は正しい』と復唱していました。割と人の話をよく聞いている夫です。 天ぷらを2つも分けてあげたのでお腹は満足したらしく、こんこんギャラリー...

石野地区のネモフィラ

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ひたち海浜公園のネモフィラが有名ですが、なんと、なんと、ごく近くにもネモフィラが広がっていました~!アングルを考えれば、向こうに筑波山をおいて、撮れたかも! ネモフィラ さておき、久しぶりに土地に行くと、モリモリ、草が生えていました!冬にすっかり綺麗にしたところが、もっさりと・・・。道路際だけを綺麗にしたところで、腰が痛くなってきて終了(笑) 草刈前 草刈後 夫の草刈機の扱いは上手になってきました!上段と下段にわかれている土地ですが小一時間で下段部分を終えました。すごい上達です。雄大な景色をみて、生き返りました。 ひろーい空(南東) 遠くに水田がチラ見えます(南西)

GW

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ウキウキだったゴールデンウィーク。25回連続での病院通いが終わり、解放感がありました。 ゴールデンウィークは、現在のつくばの住まいに近所にある洞峰公園の再整備計画の反対運動から始まりました。いろいろと首をつっこむ時間と気力がないので、今回こそは大人しくしていようと思っていましたが、できませんでした。ペデの石畳を守る会をやったときも思いましたが、反対って思っても反対って言わないひとがほとんどなんだなということです。それでも、ある熱心なご夫妻とお会いして意見交換をしました。はじめて伺った、そのお宅は料理家栗原はるみのキッチンみたいにしつらえておられ、とても素敵でした。オープンキッチンに暖炉、床がタイル貼り。冬はスリッパをはくというスタイルでした。ちょっと前の私なら「タイルも素敵~」と思ったと思うのですが、ひんやりと固い感じがどうかなぁと思えました。八郷の家では、天然木の板張りにしたいです。 栗原はるみのキッチン そして連休の中日、栃木県大谷に行ってきました。大谷石が見たかったからです。建築家フランク・ロイド・ライトが好んだ石です。コロナの前からそうだったのかわかりませんが、周辺の整備も行われていて、観光地になっていました。資料館の隣には、こぎれいなカフェができていて、老若男女でにぎわっていました。なんで若い人が来るのかなと思っていましたが、大谷石の発掘跡の地下が幻想的で、インスタ映えするという理由のようでした。 大谷石資料館の地下 大谷石そのものに関心を持って来ている人は少ない感じでした。申し訳程度にあった資料室をみると、大谷石の積層が大きく広がっていることや、モーターができるまでの過酷な採掘作業の様子などがわかりました。自然石のありがたみを、しみじみと感じることができて、満足しました。ただ、大谷の街はとても質素で、この自然石の恵みはどこに持って行かれているのかと思ったりもしました。次は笠間の稲田石の採掘場に行ってみたいです。 さて、仕事で、若手の建築家さんと動画を撮ることになりました。堀部安嗣建築設計事務所から独立された方とお聞きしています。別の建築家の方からご紹介いただいたのですが、どういう哲学をもって建築されているのか、まずは、ご著書から感じ取る作業から入ります。うまく引き出せるか・・・。まずは、ホームページをみてみると・・・ホームページの構成が師匠のホームページ...

アクアレイヤー(床下水蓄熱)

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太陽熱を活用するアクアレイヤーというものを見学させていただきました。いい意味で非常に原始的というか、シンプルなシステムでわかりやすいと思いました。唯一、水パックが特殊材料だと思うが、それ以外は、水とガルバ鋼板があればいい。あとは、そこに熱の供給源を準備すればいいだけ。施工も簡単そう(特殊な機械や技術が不要という意味で)なのも好印象だ。シンプルであれば万が一のときもやり直しができる。ローテクはいい。 ▲アクアレイヤー(株イゼナ) これまで、水蓄熱を利用するということは理解していたのですが、その利用の仕方が多段になっているということには気づけていませんでした。つまり、集熱してきたものを第一段ではアクアレイヤーに吸い取らせ、第二段でスラブのコンクリート蓄熱板に吸い取らせるということ。筋肉でいえば、速筋と遅筋の関係に似ていると思いました。ガス温水式の床暖房は断熱性能の低い家をてっとり早く快適にできるのですが、早く温かくするために温水の温度が高め。しかもダクト損失を見込むので、確か55℃~60℃ぐらいのを温水を30分流して、そのあと35℃ぐらいにすると聞いたことがあります。そんなにも高い温度を流すっていうのは、高断熱の家には向いていない。実際、低温火傷までいかなくても熱いと感じることが多いらしいです。もちろんエネルギー消費量も大きい。COPの高いヒートポンプ給湯であってもアクアレイヤーの26℃とは30℃近くの温度差を補う必要があります。従来式の温水床暖房はこれからの高断熱・再エネの時代に合わない設備だと思う今日このごろです。 アクアレイヤーについては実は2年前ぐらいに一度、話を聞く機会があったのですが、水パックを床下に入れると聞いた途端、耐久性におおいに疑問がわいていて頭が拒否反応を示していたと思います。頭が固いというか知らないものには否定的になってしまうのは歳なのか頭が悪いのか。さておき、今回はその施工現場を拝見して、水への懸念は完全に払拭されました。そして関心は高まり、パックの中での対流がどの程度起こっているかが気になってきました。 今日の現場は熱電対でモニタリングするということでしたが、床が張られる前にサーモ撮影ができれば面白ろいのになぁ。パックの表面温度の変化を時間を追って可視化できればと思う。それに、パックの中での対流をどう効率化するか、すなわちパックのサイズや配置...