空間のシークエンス、それは物語

 岩崎駿介先生の説明を転載します。


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空間をデザインする・・・Designing space!

「空間」において重要なことは、時間の移り変わりに連れて「空間」がどう変化するかである。僕は、これを「物語を作る」、または「シークエンス(sequennse)を作る」と表現している。いま都会では、敷地が小さすぎてこの物語を作りにくいが、子供から見れば何でもよい、友達に自慢できるような空間的特性が、それぞれの家に必要なのだ。今日は、いま設計している家の「物語」を考えているのだが、「空間」そのものによって、より人生が豊かになる工夫をぜひ続けていきたい。

What is important about space is how it changes with the passage of time. I describe this as 'creating a story' or 'creating a sequence'. In the city today, it is difficult to create this story because the site is too small, but each house needs to have spatial characteristics that can be seen by children as anything, and that they can be proud of to their friends. Today, I am thinking about the 'story' of the house I am designing, and I would definitely like to realise a device that makes life richer through the 'space' itself.




車から降りると、玄関に続く屋根付きの背の低い通路があり、通路をたどり階段を下がって扉を開けると、遠くに開ける山々が見えて、それに近づきたいとテラスに出て、曳かれるように展望台に至ると、そこではすべてを悟ったように空間を支配した充足感を味わうことが出来ます。

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・・・以上が、岩崎駿介先生による説明です。自分に空間を支配したいといったような欲を意識したことがなかったのですが、自分の家が欲しいとか、素敵な家に興奮したり、心地よさを感じたりすると、幸せな気分になるという経験からすれば、潜在的、かつ、生理的に空間、居場所を求めているのかなと思います。

先週末、処分した実家の近隣への挨拶周りに行ってきました。ちょうど、お祭りの季節で、あちこちで、お囃子の練習が聞こえたり、炊き出しの準備に忙しそうな婦人会の方々。かつての祖母の姿が思い出され、また、自分も男の子たちに混ざって、お神輿をかついで、お風呂券をもらったこと・・・。そんなことが脳裏によみがえります。挨拶の先は、祖母の代、つまり、私が幼いときからのご近所ということです。寂しくなるわねとおっしゃってくださる方と、そうでない方。実家、祖母の家の2棟には、すでに、解体工事予告が貼られており、とても、複雑な気持ちになりました。しばらく、あの辺りにはいかないと思います。

さよなら、戸越。ありがとう、戸越。

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