薪ストーブ
つくば市に中村好文さんが建築したワインと食堂を兼ねた店舗があるとは、たびたび聞いていたのですが、なかなか、行く機会がありませんでした。
なにせ、すんごくわかりにくいところなんですよね。今は流星台という換地で開発された住宅街の端っこですが、昔でいえば、桜川を挟んだ旧村部の端っこです。
| だだ食堂 つくば市(設計:中村好文氏) |
で、いろいろと面白いことがありましたが、何と言っても、薪ストーブが楽しそうに思えてきたことです。
施主が自然素材にこだわっていると思われ、まず、アプローチや駐車場は木片チップがまかれていたし、その日は雨の後だったせいかぬかるみ対策で、綺麗な藁が泥落としマットのようにひかれていましたが、それもまた味がありました。
このお店はシステムがわかりにくいのですが、私の今の理解としては、ワインの輸入販売をしているらしく、地下室があってワインがストックされていました。私は詳しくないのですが、こういう分析は大好物である夫によると『イタリアものが多く、高い。富裕層を狙ってるね』とのこと。確かに、最も安いラインナップでも2400円とかでした。
で、ここで買ったワインを、抜栓料として1000円を支払うと、川辺に向いた眺望のよいダイニングスペースで飲めるという仕組み。ちょっと素人にはわかりにくいかなぁ・・・さておき、私たちが行ったときは時間外だったのですが、好文さんと聞いて見に来たアピールをすると、中を見せてもらえました。
さて、本題です。このお店には、2台の薪ストーブがありました。聞けば、イエルカの『桃』と『小梅』だとのこと。イエルカ・・・初めて聞く単語で、なんども聞きなおしました。ストーブを作っている人の名前でした。さておき、見た目はとてもシンプルで、鋳物にあるような装飾は一切ありません。『桃』はオーブン機能もついていると見せてくれました。なんか、楽しそう♪
オーブン機能だけでなく、ストーブ上に鍋を置いて、低温での長時間調理にも向くそうです。
家に帰って、さっそく調べてみると、薪ストーブは高断熱高気密住宅が増えているなか、薪ストーブの役割が暖を取るだけじゃなくなっているのだとわかりました。
イエルカのものもそうですが、燃焼量はそこそこに、効率を上げるとか調理ができるというところを売りにいしているものが出てきます。少しちゃんと勉強しようかなと、Kindle Unlimitedで薪ストーブ2022みたいなカタログ雑誌をDLしてみてみると、うわぁ~お手上げです。ものすごい種類の薪ストーブ!!! 奥の深さだけわかり、クラクラしました。
| 飲食スペース(左隅に、薪ストーブ イエルカ桃) 冬至も過ぎていますが、日没前にて店内の奥深くまで 日が入ってきていました。 |
| 薪ストーブ イエルカ小梅 |
だだ食堂の薪ストーブ:イエルカの薪ストーブ イエルカさんのコンセプト動画
最近友人がいれた薪ストーブ:ロケットストーブ 愛称ケチキュート
さておき、建物で気になったのは、窓と軒です。
窓は明らかに特注サイズ。造作の木枠ペアガラスでした。お店の方が『これだけ大きいので狂います』と言ってましたが、確かに、気密が取れていませんでした。店舗だからという割り切りでしょうか・・・。
もう一つは軒。軒の仕上げは気になるところですが、こちらは、すっきりとは板貼りされていました。そして、軒がかなり深い。このぐらい出さないと建物や建具の痛みも・・・と心の中で思っていたら、夫が『軒が深いね』とつぶやいてきました。お、すごい!こないだ岩崎先生の話をよく聞いていたねと感心しました。(笑) なんだー、もっと教えれば吸収しそう。
| 外壁焼杉、軒は板貼り |
| たぶん、雨どいの終端 だけど、草みたいのはなんだろう |
| 雨どいの終端の直下、コルクがいっぱい ここに落としていると思うけど、どんな感じで雨が落ちるのか イマイチイメージできない |
| BBQスペース |
全体的に中村好文さんらしさにあふれていました。外壁や焼杉でシックに、内部は白と白木で明るく軽やか感じになっていました。でも、先に書いたように、意匠優先になっているのかなというのは少し気になったところです。何事も安全が気になる夫は『地下ワインセラーへの回り階段の出っ張り』について、目くばせしてきました。『あぁ、危ない』って言ってるんだなとわかりました。回り階段は好文さんがスペースの節約でよく採用している手法です。一方、大切なワインたちは、地下とレジのある1階の間に荷物用のEVがついていて運搬できるようになっていました。それって・・・
『百聞は一見にしかず』
もう少し、夫をつれて、あちこち建築物を見るのもいいのかなと思うようになりました。
八郷ですから、伐採した木はそのまま焚火してください。楽しいですよ(^^♪
返信削除我が家のストーブもイエルカ・ワイン作と知っていました?まだ彼が織物をやっていてストーブづくりを本業にしてない頃、雑誌編集者の紹介で手に入れました。ちなみにつくば在住の建築家の松田さんも、我が家と同じストーブを使っています。
本当に申し訳ありません。落日荘の薪ストーブは海外製だと勘違いしてました。何を聞いて何を見ていたのでしょうか。そして、これが氷山の一角ではないかと、思われます。
返信削除薪ストーブは薪の準備と煙突手入れが大変だとyoutueb動画で夫が学んでました。ピンチです笑