ファーストプラン
じゃーん♪ ファーストプランをいただきました。
なんといっても、リビングスペースとテラスがどどーんとあって、奥まったところが寝室になっています。リビングの要素として、大黒丸柱、緩やかな階段と廊下、そして、暖炉。
先生は『この敷地にはここっていう軸がないんだよな』とおっしゃいますが、私は景色としての軸というより、時間軸がしっかりと感じられる敷地だなと思っています。かつ、そこが最大の魅力だと思っています。つまり、この土地にいると、季節の移り変わりと時間の変化を、時計がなくとも、しっかりと感じられるので、ここで暮らすと、自然と生活リズムが整うような気がしています。つまり、体内リズムの軸がしっかりとする。
今も会社にいて、ブラインドが締められていると、「あれ?何時?」ってなることがあります。それに、いつも空調されているので『あれ、何月だっけ?』ってなることもあります。これは別の理由からかもしれませんが。
さておき、この敷地に計画していただいた平面図面から、とても、のびやかな空間が想像されます。高低差が難点とも言えますが、その代わりに、どこから眺めるかで山並みがすっかりと変わります。それを建物ができた後も楽しめるように2階建てとしていただいています。また、東西に長辺を取ることで、東側から西側まで広がる山並みを存分に余すことなく堪能できるようになっていました。素人で全く頓着していなかった敷地内の勾配も精密に予測計算されていました。室内の細かいプランより基礎の計画が重要、そういうお話でした。
『何か意見あればどんどん言って』と言われるものの、なかなか、出てきません。そのうち、室内パースを手書きで起こしていただくことになりました。『5分もあれば描けるから、どこがわからないの?』と、私たちの脳みそではイメージできていないものをどんどんと示していただきました。あっという間に数枚の室内パースやアプローチのイメージを書いていただきました。
『あぁ、そうか、そこはそんな感じになるんだ』と少しずつ共有ができていきました。それでも、私たちが気に入ったのか、気に入ってないのか、岩崎駿介氏は測りかね、モヤモヤしている様子がうかがえました。
『おーい、美佐、何か食べよう』
きっと私たちがもっと気楽に話せるように場をやわらげようとお考えになったのかもしれません。この日、お歳暮の真似事でお持ちし、召し上がっていただこうと思っていた「ぼたんエビ」でしたが、その日のうちに、自分たちのお腹に入るとは思いませんでした。写真は美佐子さんが盛り付けてくださったのですが、大根が美しい・・・さすが、大工♪ 素敵な器に美しく盛られると、こうも食材が引き立つのかと夫と感心ひとしきり。何を話したのか忘れてしまいましたが、土鍋で炊いていただいたお米とぼたんエビを堪能しました。
そして、食事も終えるころ、駿介氏から『とにかく、もっとコンパクトなのも考えてみるか』とおっしゃっていただきました。私は、うーん、ボリュームなのかなんなのか・・・何か、お伝えしきれていないものがあるように思いつつ、そのときは過ぎていきました。
家に持ち帰って、翌日、再び図面を見ます。そして、具体的にどんな物語ができていくのか、夫や息子たち、友人たちを具体的に想像しながら、場面を想像してみました。ん?ホームパーティーのとき、キッチンと食事スペースがちょっと遠い気がする、話題が共有できない気がする、そこがムクムクと気になってきました。
うちの家族がそろっての週末の夕飯、はたまた、たまにやる親しい友人と気楽に一緒にたべる夕飯では、一緒に作って、いや場合によっては一緒に買い物に行って、そして、作って、ほどなく、乾杯して・・・。話題の切り替わりで、誰かが立って、いらなくなった皿を片づけたり、別の料理を持ってきたり、飲み物の追加を冷蔵庫から出したり・・・でも、いつも、話題には参加している、つまり、テーブルで繰り広げられている会話が聞こえるので、聞きながら、手を動かす・・・という感じです。こうすると、ホストが楽しめないということもないし、招かれている側も気楽になれます。最後の片付けも一緒にやります。もちろん、おしゃべりしながら。最後にコーヒーを飲んで、食材費を割り勘して、またね~ってお別れします。
運よく、こんな関係を構築できたファミリーはいくつかあるのですが、一番親しいファミリーとは、毎週、交互に互いの家を訪問しやっていたこともありました。このスタイルはいつしか、次男が台所に立つようになっても続き、とうとう、夫が台所に立つようになっても、続いてきました。今では、3人がそろったときは、小さい台所をシンクを使う人の優先度をあげて、順番に台所で場所替えするのですが、最近は夫が魚をさばくので、これが始まるとシンクは占領され、シンクの奥にあるガスレンジに近づくのも難しく、事実上、私たちは、ほとんど何もできなくなり、「待て」となります。
それでも、とても、楽しいものです。アイランドなのでシンクの反対側から夫の魚裁きを、一杯飲みながら、「上達したね~」などと上から目線であーだこーだとコメントし、次男とニヤニヤ・・・したり。
そうだ、そう、これができなくっちゃ!!! ファーストプランはパーティ時のテーブル一が台所から遠いのが気になってきました。 あぁ、最初から言っておけばよかったのに・・・。申し訳ありません。
私のつたない言葉より、雰囲気が伝わる写真があったほうがいいのではないかと考え、中村好文さんの図書『百戦錬磨の台所』を思い出し、その中からイメージの近い写真を選び、岩崎駿介氏にお伝えしました。先生はどう受け取られたのか詳細は不明ですが、『OK、わかった!』
あぁ、どうだろう、、、
けど、その台所で、まだ、料理に目覚めていない長男が、彼の大好物であるフルーツを切って、家族にふるまっている姿を想像すると、ニヤニヤが止まりません。
料理を作るところと料理を食べるところが、少し離れていることは料理するという行為と食べるという行為は全く異なるので、さあ食べましょうという気分になって、離れていることに意味があるのです。くっついているのは便利なだけで、さして深い意はありません。
返信削除さあ食べましょう、と区切りがつくのはそうですね。
削除家でも学校でも
『いただきます。』『ごちそうさまでした。』
をしっかり唱和していたのを思い出しました。
ブログをはじめたなんて、知りませんでした。
返信削除台所の改正案を見ました?ずっとよくなっています(^^♪
春さん、コメントありがとうございます!
返信削除自分だけの記録のつもりだったんですが、先日、うまく伝えられなかったので、こちらで書いて見たら、思ったことを書けた気がしたので、ご連絡した次第です汗
で、見ました!!!私的には感動してます。お伝えしてから2日と経ってないのに…!
夫が富山に帰っているので一緒に話せてません。ざんねん。大晦日には、息子たちも集まるのですが、料理好きの次男がこのセカンドプランをなんて言うか楽しみです♪